もろみ酢とは |
もろみ酢は、沖縄の特産品「泡盛」のもろみ(酒粕)から出来た天然醸造酢です。
泡盛は、原料のお米を黒麹菌で糖化させ、更に酵母でアルコール発酵させることで出来上がり
ます。アルコール分を取り除いてできる「もろみ」には、お米の栄養成分がすべて凝縮されており、
これをしぼってできたものが、「もろみ酢」です。
沖縄では、もろみ酢を「かしじぇー」と呼び、沖縄料理に広く使われ、健康維持に貢献しています。
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もろみ発酵 1.5日後 |
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もろみ発酵 7日後 |
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もろみ酢の特徴 |
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もろみ酢の特徴は、成分にクエン酸やアミノ酸などの有機酸を豊富に
含んでいることです。
一般の食酢は酸味の主成分が酢酸なので刺激が強いですが、クエン酸
を主成分とするもろみ酢は、酸味がまろやかで、多様なアミノ酸と共に
「旨み」を作り出しています。
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なぜ上質なもろみ酢? |
もろみ酢は、沖縄本島をはじめ、宮古島や久米島など、沖縄県各地で
製造されています。
沖縄本島から八重山諸島にかけてはサンゴが豊富で、 ミネラル分を多く
含む、発酵に適した硬水になります。
この水が泡盛の仕込みに最適なことから、良質な泡盛が生まれ、良質な
酒粕(もろみ)が出来ます。
分析の結果、各種ミネラル分とともに、クエン酸をはじめ4種類の有機酸
と18種類のアミノ酸も確認されました。 |
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