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夕方、石垣島で、宇都宮大学の倉持先生と合流。
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快晴
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朝、石垣空港で、東京から到着した撮影スタッフ(ディレクターとカメラマンの2名)と合流し、与那国島へ。石垣島が小雨模様だったので心配していたのですが、与那国島は快晴。
(もし、雨が降っていたり曇っていたら、一部撮影を中止することも考えていたようです。)
昼食後、すぐに撮影開始。
最初は、島の東部「東崎(あがりざき)」で、先生が与那国島を訪れた経緯やイワダレソウの原種の説明をしながら、撮影。(太陽が出ているのはいいのですが、とにかく暑い。)
光の加減やイワダレソウの状態など、良い映像 を取るため、場所を決めるだけでも大変。
撮影は、一箇所につき1時間以上。3テイク以上撮影し、その後、風景だけで更に1テイク以上。これを、何箇所かで繰り返します。撮影の3人はすでに汗だくの状態。
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イワダレソウの原種を説明しながら撮影
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カメラマンは、重さ10s以上あるカメラを肩から担いで、暑さに耐えながら、ディレクターのOKが出るまで撮影を続けます。東崎には、木陰が全くありません。近くに公衆トイレがあるので、撮影の度に戻ってきては、何度も頭から水をかぶっていました。途中、カメラマンが軽い熱射病のためか、「頭がフラフラする」というので撮影を中断。体調が戻ると即座に撮影は続行されました。
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倉持先生の指導により、雑草が取り除かれ、
野生の芝が一面に育っている「東崎」(あがりざき)
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その後、車で移動し、雑草が繁茂しているような場所を見つけては、何箇所かで撮影。3人共、シャツに白い塩が吹き出していました。
与那国島で、今盛んに栽培・収穫が行われている、長命草の畑でも撮影。長命草(ボタンボウフウ)は、抗酸化力が高く、ミネラル分が多く含有されていることから、健康食品の原料として、注目されています。
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長命草の畑
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島を回り、西崎(いりざき)にある、日本最西端の碑などの、観光スポットや海岸線も撮影。
6時間以上に及ぶ撮影を終えて、日没のころ民宿に帰りました。
シャワーを浴びて一息ついてから、いつもお世話になっている地元の杉本さんの自宅に、倉持先生とお付合いのある島の人たち10人以上が集まり、夕食を開始。島でしか摂れない珍しい食材が並び、食事をしながら更に撮影が続く。島の人達に倉持先生の人となりをインタビューし、三線を引いて皆が歌っている姿なども撮影。終わったのは12時を過ぎていました。
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快晴
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今日も快晴。カメラマンたちは、既に日の出の撮影に出かけたそうで、朝食のときには、一仕事を終えていました。彼らはいつでも飛行機に乗れるよう荷物を整理して、撮影に出発。
昨日撮影をした、東崎を再び訪れ、今回は、軽トラックの荷台に、倉持先生とカメラマンが乗り込み、海岸の道路などを走りながら撮影。ディレクターの指示にスピードなどを合わせ、軽トラックは私が運転しました。
テレビドラマ『Dr.コトー診療所』の撮影現場付近に、自生のイワダレソウがあったので、これを撮影。
撮影を開始してまもなく、太陽が雲に隠れてしまったため、30分以上太陽待ち。その後、何度か雲のため撮影を中断。映像を取るだけで、2時間以上もかかってしまいました。
飛行機が離陸する30分前まで撮影は続き、ギリギリでチェックイン。撮影スタッフは東京に帰っていきました。
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Dr.コトー撮影現場のイワダレソウ
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